なんだか、雨に閉じ込められているようだ。
珈琲屋から出ると、どこかからカエルの鳴き声が聞こえた気がした。頭にはカエルが喉を膨らませ、合唱している姿が思い浮かぶ。小さい体からは想像もできないほど大きな鳴き ...
ひさしぶり
携帯の着信音と共に表示されていたのは元上司の名前だった。その文字列を見て、通話ボタンを押すと懐かしい声が耳に入ってくる。 「おう、久しぶり」 一年振りだろうか、 ...
第六十二回 個人的な今週のエッセイ R7.06/15-R7.06/22
お品書き 今週の本 安倍公房の「砂の女」という本を読み終えた。あらすじを簡単に書くと。 昆虫採集が趣味の男が、砂漠へ虫 ...
不都合な未来を想像する
カフェでアイスコーヒーのLを頼んだ。品物を御盆にのせ、背中側が壁になるような席を探す。私は窓際の席に座ることにした。右端と左端にはそれぞれ人が座っていたので、左 ...
コゲカレー
良い言い方をすれば、燻製カレー。だが、悪い言い方をすれば、それは発がん性物質のカレーとでも言ったおこうか。水分量を守らず、よくかき混ぜずに作ったのだろう。鍋底に ...
安倍公房 砂の女を読み終えて
砂というものは面白い、例えば子供なんかが公園の砂場で遊ぶとして、もっとも今の子供が砂場で遊ぶとは限らないのだが。例えば山を作ったり、その山に穴を空けて、そのでき ...









