第九十六回 個人的な今週のエッセイ R8.02/08-R8.02/15

ブログ活動

 

 

お品書き

 

虐殺器官

伊藤計劃さんという作家の「虐殺器官」というSF小説を探していたのだが、見つからず、だが彼の作品はアニメ映画になっていることを知り視聴した。
ちなみに彼の著作は3つあり「虐殺器官」「ハーモニー」「屍者の帝国」となっている。

「虐殺器官」は、9.11が起きた後、管理社会となった近未来を舞台としている。世界は二分化し、テロは主に途上国で起こるようになる。特殊部隊に所属する主人公は、世界で起こるテロにはある男が関わっていると、調査を命じられる。

この作品を観た時に感じたのは、技術が進歩するにつれて残虐性が浮き出てくる、人間の恐ろしさだった。兵士は、感情にカバーを掛けられているため、人を射殺しても、子供を射殺しても何も感じずに済む。痛覚を遮断する技術によって、ゾンビのような兵士が出来上がり、人工筋肉で出来た兵器は、酸化して消滅し、跡を残さない。
人間の合理性を突き詰めれば、痛みを感じない兵士は最適解であり、PTSDに罹らない人間もそうかもしれないが、やはり目を瞑りたくなるようなものがあった。

伊藤さんは早くに亡くなっている。がん治療での薬の服用で朦朧とする意識の中で、ひたすら自分と向き合い、自我や意識についての考えを深めていったという。3つの作品を揃えたので、小説で読んでいきたいと思っている。

 

 

サリンジャー

攻殻機動隊の言葉にサリンジャーが引用されていたり、バナナフィッシュというアニメのバナナフィッシュというのもサリンジャーの短編小説から来ていたり、彼の作品は様々な形で作品に引用される。私は昔から気になっていた「ライ麦畑でつかまえて」を読むことにした。古典というのはどこか硬い印象があり、それも海外の翻訳というのは読みづらさを感じる。だから、避けていたのだが、挑戦することにした。

どうやら、サリンジャーを愛読する人は犯罪者が多いらしい。それはきっと、「ライ麦畑でつかまえて」に出てくるホールデンに共感をしたのではないかと考えた。大人たちのインチキを目の当たりにし、言葉に言い表せない嫌悪感が募る。やがて、彼は誰も自分を知らない街で聾唖者として生きていこう、と決心するのだが、愛する妹を思って思いとどまる。その過程が社会的弱者、マイノリティーの心情を表しているように思えた。ただ、犯罪者とは違う点があり、それは愛する者がいる、愛されている。という点だと思った。それは環境のような運かもしれないし、心の中にある優しさのためかもしれない。

機会があれば、読むのもいいかもしれない。訳には村上春樹さんのものもあるらしいので、今度はそちらを読もうと思っている。

 

 

風邪ひき

私は、ただの風邪を引いたことがない。ただ熱が出るとか、ただ頭が痛いとか、ただ咳が出るとか、ただ鼻水が止まらないとか、大体そういう時には何かしらの病気にかかっていることが多く、例えば、頭痛であれば花粉症だったり、腹が痛ければ胃腸炎にかかっていたり、何かしら病名が申告される。そして、今回も同じように体調の悪い期間があった。気管が腫れ、痰が絡み、喉が酷く乾燥し、ついでに頭も痛かった。ただ、今回は倦怠感がなかったから病院には行っておらず、風邪薬や鼻炎薬を服用していた。
去年私がコロナになった時は、祖父が風邪を引いていた。恐らくコロナだったと思うのだが、祖父は風邪と診断された。祖母もマスクをし、咳をしていた。二人はコロナではないのだが、私はコロナと診断された。祖父たちからもらった病気を私が発症し、ついでに父や母が不調になる。母は鼻の下が腫れ酷いヘルペスができていた。今回も同じように病気が連鎖し、ただ、何の病気かは分からなかった。きっとコロナだろう、インフルエンザだろう、と憶測はあっても確かめる術がなかった。

 

この後は

文字数があまりないのだが、この後は温泉に行きたいと思っているし、読む本と観たいアニメがあるので切り上げたいと思っている。温泉は曽祖父が通っていた場所らしく、気になっていた。温泉に入り、休憩室で本を読もうかと考えている。アニメは「3月のライオン」が気になっていて、それを少しずつ観ている。私の趣味は時間を使うから、観たい作品ばかりだといくらあっても足りない。

 

 


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