第九十九回 個人的な今週のエッセイ R8.03/01-R8.03/08

ブログ活動

 

 

お品書き

 

ボードゲーム

我が家ではボードゲームが流行っているようだった。私が最近ハマっている将棋やチェスのような難しいゲームではなくて、オセロのような誰でも遊べ流もの。だが、案外、オセロというものは奥が深く、かつ、シンプルさも兼ね備えているから、とても素晴らしいゲームだと思った。図書館でオセロのコツを調べてみたのだが、私にはよく分からなかった。序盤の定石がいくつかあり、白と黒の並び方でネズミや牛といった名称が着くのだが、どれも似通っていて覚えづらい。将棋のように誰がどこにいく、相手がこうしてきた時はこういう準備をする、という論理さがいまいち掴めず、それもあるからか私には難しく感じた。中割りというのはなんとなく分かり、相手に自分を囲ませるような手を考えるというのがあった。自分の色を中央に寄せ、相手を端にすると、終盤になってからの巻き返しが簡単になる。相手が置ける場所を狭めていくことがオセロのコツなのだと思う。

ボードゲームの本を何冊か借りようと思い、昔に断念した記憶のある麻雀に挑戦しようと、その本を借りてみて実際にアプリを入れてみたのだが、やはり私には合わなかった。絵柄のパターンを見つけて、優先度の低いものから捨てていく、という単純作業があり、捨てた牌からそれぞれが揃えているものを想像する、そして、揃ったらラッキー、その中には難易度が高いものや低いものがあり、それによって点数が分かれる。私の性格は、初めに色々とやってあとは楽をする、というものだから、これを揃える、と決めた組み合わせを最後までこだわってしまう。揃えばラッキーだが、揃わなければ次へ行く、やはりなんだか、私には合わないように思った。将棋やチェスというのはお互いが順番に手番を迎えるものだから、無駄な手を指すというのが敗因に繋がったりする。無駄な手を排除するように無駄な牌を捨てても、捨て牌の中に連番や同じものがまとまっていたりするのを見ると、ストレスが溜まる。そう、恐らく私はストレスが溜まるから、麻雀があまり好きではないのかもしれない。

将棋であれば、将棋ウォーズがあるし、チェスであればチェス.comというものがある。ウォーズはサブスクリプションに登録しないと、対戦回数が限られているから、私のように無料で遊んでいる人は一日に3回しか対戦することができない。今日は1勝した後に2敗した。麻雀のアプリの雀魂のようなキャラクターが扱われる将棋アプリというのが今年の春に出るそうだから、そっちに乗り換えるつもりでいるのだが、対戦回数に上限があるのかどうかが気がかりでいる。

チェスの対戦アプリ、チェス.comは、ぜひおすすめしたいアプリになっている。チェスの基本を学ぶことができるし、コーチに教わることもできる。対戦相手は世界中の人で日本の人とはほとんど当たっていない。このアプリの最も評価する点は対戦相手との交流ではないかと私は思った。長考している時にスタンプが送られてきたり、よく分からない言葉で早くしろだとか、言ってくることがある。そういったときは押されている時が大抵なのだが、そこから勝ち切ったりすると気持ちがいい。

送られてきた言葉の中で私が驚いたものは、フランス人からなのだが「OMAEBUTIKOROSITEYARU」という言葉が送られてきたことだった。チャットの文面は勝手に翻訳されることはないから、相手はそのままローマ字でこの文章をよこした。「OMEEBUKKOROSITEYARU」であれば、ドラゴンボールか何かのアニメのセリフだと分かるのだが、よく分からなかった。私はその時に負けていたから、そして私は負けず嫌いだから、持ち時間をフルに使って、残り5秒くらいで打ち勝つことができた時「good game !」と送って、気持ちのいい状態になることができた。

チェスは2月の中旬から初めてレートが800くらいになった。これは中級者レベルで1200から上級者、2400になるとグランドマスターのようなプロのレートになる。そこまでいくのは難しいと思うが、上級者レベルまでは上げれたらいいなと思っている。

 

 

第75期王将戦

明日に対局の2日目があり、大盤解説会のチケットを購入したから一日、将棋のイベントに行くことになっている。昨日は前夜祭があり、永瀬九段と藤井王将を生で見る機会があった。二人とも意気込みを語るのだが、柔らかさというか優しさというか、そんなものがあった。盤上に向かっている姿とは全く別でばちばちの手を指す姿が全く想像できなかった。 今の戦績が藤井王将が1勝3敗で2連敗している、今日からの対局で負けてしまえばタイトルを失ってしまうことになり、また永瀬九段は初めてタイトル獲得となっている。王将戦の歴史では3連敗した後に4連勝するという逆転勝ちが多いらしいのだが、1勝3敗からの逆転勝ちは過去を遡って4回しかないという。私の中で藤井聡太という人物は大谷翔平のようなものだから、もしかしたらまた、新しい伝説を作るかもしれない。と思えてならない。ただ、相手の永瀬九段はリーグ戦を無敗で上がり、王将戦で何度も藤井王将に挑んでいるわけで、その度に安定度が増しているような気もしている、つまり、勢いがあるように見えるから、どうなるのかは分からない。どちらかを応援しているわけではないのだが、かなりいい対局が見れることをとても楽しみにしている。

ちなみにこれを書いている時点ではお互い雁木で、藤井王将が後手番で愛用している形を先手番の永瀬九段も指している。私は雁木を形くらいしか知らないのだが、A I が後手番で指すことが多いらしく、つまり評価されている囲いということになる。私はてっきり角換わりの対局が行われるものだと思っていたから、相雁木というものを見れるのが楽しみでいる。

明日の大盤解説会は朝の10時からあるらしいから、今日はよく寝て準備しようと思っている。

 

 

ソラリ

近代文学を読もう、と思ったのはいいが、中々、本が見つからない。図書館に行き探してみたものの「〇〇文学全集」というような分厚い本でしか置かれていなかった。もっと薄い、一つ一つに分かれた小説のようなものを望んでいたから、で、そういったものは本屋には置いているのだが、と、色々考えていた。
携帯を見ていると、私のアプリに「ソラリ」を見つけて、その問題が全て解決した。なぜなら、「ソラリ」(青空文庫)には、近代文学などの著作権が切れた作品をほとんど読むことができるからだ。
早速、私は作業に取り掛かった。それは、近代文学の作家と作品を調べて、それら全てをソラリで見つけることだった。全てダウンロードしてみると100作品ほどになったから、すぐに読み始めなければ、何年もかかってしまう。自分の時間がある一定の空間に取り分けられたような気がして、とても気分が良かった。少なくとも一日一時間は本を読まなければ読み終わらないし、私は紙媒体が好きだから、もちろん図書館でも現代の本を借りたりしていた。

現実の空間に積み上がった本が完読するたびに私の頭の中に保存されていく、美しい表現であったりが保存されていく、その感覚がたまらなく心地よかった。

 

 

雨というもの

雨というものは私を屋内に閉じ込める。先日降った雨を見た時、久しぶりに雨を見たような気がした。夏の雨は焼けたアスファルトのような匂いがするが、春はどんなだっただろうか。ぱっと、思い浮かばないだけにそれだけ印象薄いということかもしれない。
雨が上がった後は川の水嵩が増していて、枯れた草のようなものが石の出っ張りに絡まっていた。少し押してやると、それらは水の流れに沿って勢いよく流れ出し、川下のまた、同じような石の出っ張りに絡まったりしている。

 

 


ゆうらいふをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。