週末の唄 第二十回 個人的な今週のエッセイ R6.8/25-9/1

お品書き
今週の映画
『オデッセイ』というSF映画を観た。
内容を簡単にいうと、火星探索の捜査隊は大きな嵐に巻き込まれてしまう。嵐に巻き込まれ、遠くへ飛ばされてしまった主人公を助けようとするが、リーダーの指示により、乗組員たちは火星を後にすることになる。
もう、死んでしまったと思われていた主人公。
だが、彼は奇跡的にも生きていた。
気を取り戻すと、腹部に刺さったアンテナが目に入る。
服の穴に自らの血液が流れ固まったことによって、一命を取り留めていたらしい。
嵐に飛ばされた場所は、ベースの近くであったことが幸いだった。
主人公は、自らを治療し次の火星探索隊がくるまでの間、どうやって生きていくのかを考えるのだった。
主人公は地球との連絡をとるための手段がなかったため、仲間たちには、死んでいると思われていた。
仲間たちに自分が生きていることが伝わっていないのであれば、次の火星探索までの時間を火星で生き残らなければならない。
(確か、5年ほどだった。)
5年もたせるには、食料は到底足らなかった。
本作の映画の予告を見たことがある人なら知っていると思うが、主人公は、火星で野菜を育てることになる。
主人公は、植物学者だったためベースの一部に畑を作る。火星の土を運び、水を作る。
肥料は、自分たちのトイレのものを使用し、畑が完成するのである。
後々、地球と交信を取れるようになり、地球にいる天才たちの頭脳を借りることで、火星脱出のための準備をするのだった。
この映画で主人公は、常に明るかった。
自分が困難な状況にいるのにも関わらず、決して諦めない強さを持っていた。
ここからは、私が1番良いと思ったシーンの内容を書いていきたいと思う。
まだ、みていない方は飛ばしてほしい。
火星から宇宙空間になんとか脱出することができた主人公。
仲間たちとの距離を近づけるために宇宙服に穴を開け、ジェット噴射のようにして、宇宙を彷徨う。
仲間たちの乗る宇宙ステーションは近くに迫っており、リーダーは、体に紐を付けて、主人公を助けられるように準備をしていた。
そして、なんとか目視できる位置までくる。
広大な宇宙でお互いが手を伸ばしあっている。
リーダーは主人公を捕まえると、もうどこにも行かないようにと、紐を絡めるのだった。
様々なテクノロジーを用いて、火星生活を送る主人公が最後に信じたのが、人間の手ということにグッときた。
どこよりも広い空間にいるはずなのに意識は、数十メートル先の人間、そして希望。
宇宙ほどではないだろうが、同じように膨大な人生の中で、一つのすがるべきものを見つけたような、そんな印象だった。
料理
料理作りをしていると飲食店で食べる料理にどんな調味料を使っているのかが気になってしまう。
みりんを入れると艶が出る。
重曹を入れると野菜は、青々しくなる。
肉に酒をかけると、臭みがなくなる。
そんなことをなんとなく、覚えていく中で興味を抱くのは、飲食店がどのような調味料を組み合わせて、味を作っているのかということだ。
流石に醤油と砂糖だけで飲食店の味は完成しないだろうから、その店特有の味付けが行われているのかもしれない。
まずは、基本の調味料でどのような応用ができるのかということをしっかりを考えながら味付けを行い、自分なりの味付けを行っていきたいと思う。
料理は、レシピ通りに作るのが基本だが、それをいかに自分好みにしていくのかがセンスなのだと思う。
まんじゅう作りから始まり、最近では夏野菜を使った料理を作っている。
食べ物に手間をかけることが分からない時もあったが、自分の作る料理、トイレなどの掃除、服の畳み方に至るまで、手を抜かないことが自分を日常を大切にすることだと思う。
特別な1日はないが作ることはできる。
美味がそれを味わう舌にあるように丁寧な生活が人生を良いものにする。
世界を拒絶する
精神的な病気を調べているみると、日常に支障をきたすレベルになって初めて、問題になるということが分かった。
私が気になって調べているものは、『潔癖症』というものだ。
私は、『潔癖症』汚いものが得意でない人という認識だったのだが、それ以外にもあるということが分かり、それは様々な人に当てはまるのだと思ったので書いていこうと思う。
『潔癖症』の症状の一つに不正が許せないというものがあるそうだ。
ズルが許せなかったり、人を陥れようとする人を目の当たりにしたりした時に感じる気持ち悪さというのは、症状の一つのような気がした。
そしてそういった気持ち悪さは、誰もが持っている。持っていた。と私は思っている。
小さい頃に感じたことはないだろうか?
教師の言葉遣いが明らかに生徒の見本にならないものであったり、口先だけの人間を目にしたり。
そういったものに私たちは、慣れざるを得なかったのだと思う。
大人になるということは、そういうことだ。
自分らしさを薄めていき、世界に同調しようと試みる。
それができない人が社会不適合者というレッテルを貼られてしまうのだろう。
なぜ、自分を薄めていくのかというと気持ち悪いと感じる自分の方がおかしいと思い始め、気持ち悪いと感じることにすら違和感を感じるからではないのか?
この後にも少し書きたいと思うが、見えていないものは、本当に存在していないのだろうか?
生きやすさとは、抵抗がなく免疫ができている状態なのだと思う。
気持ち悪さにも段々と慣れていくのが人間で、どうしても我慢できないものというのは、そこまで多くない。
子供の時に毒を浴び、大人になってから耐性がつくのだろう。
私は、我が強いため死んでも、自分を殺すことを嫌っている。
『我が道に生きる』というのが、私が幼い時に感じたものだ。
慣れていけば、確実に生きやすくなれるはずなのにそれを選びたくない。
そんな頑固さが、自分の壁を作っているのかもしれないが、その壁が壊れてしまったら、自分が消えてしまいそうな恐怖に襲われてしまうのだ。
ナイフ
私は強迫性障害を持っているのかもしれないと考えている。
『〇〇しなければいけない』という焦燥感に駆られ、日々が窮屈に感じるのだ。
コナダニの大群が床を歩いているのを見て、全身に立つ鳥肌を感じたが、それ以上に以前も同じようなことを考えていたことを思い出した。
羽蟻が家の中を飛んでいることに気持ち悪さを感じたことがあった。
虫は、家の外にいる分には何も感じないのだが、家の中にいるということにとてつもない気持ち悪さを感じたのである。
物の隙間、棚とかべの間、どこに虫が潜んでいるのかを考え、キリがなかった。部屋の物を全て買い替えて、新しいものに交換したいという願望があった。
いずれ、いちいち考えることがめんどくさくなって、慣れるということになる。
慣れてしまうと、虫に特別な感情を抱くことはなく完全に関係のないものとして、再認識される。
私は、自分の考えに支配されてしまうことが多々ある。
曖昧な感情に名前をつけてしまうと、それ以外のものにならないといったことだろうか。
慣れることによって、その特別な感情が消えてしまう気がして、自分から抜け落ちていく感情を見るのが嫌だったのかもしれない。
ナイフというタイトルにしたのは、『人の傷つく言葉を言うな』と言うものが私自身に深く刺さっているような気がしたからだ。
優しくあれと考えていると、優しくなければならないと考える。
人を傷つけるような言葉を嫌悪すると、それを発する人間にも嫌悪感を抱くようになる。
強迫性障害というのは、そういった言葉の一つ一つが自分の行動を制限してしまう。
人を傷つけることに対してではなくて、人を傷つける言葉に対してひどく反応する。
言葉で相手を傷つけないようにするのであれば、口を開かなければいい。
そんなことを考えてしまう。
見えないふり
見なければ、存在していないが、見ないふりをしたくないと感じる人は、いると思う。
存在していないとすれば、自分の中のマイナスな感情を無視することも容易だが、確かに存在するものを確かに感じた感情をなかったことにしたくはない。
最近は、そんなことをよく考えている。
コナダニが、ノートの表紙についていた。
気にしなければ、表紙をティッシュで拭くという動作が減るので、効率的だと思う。
だが、確かにそこに虫は付着しているし、確かに動いている。
気にした自分を無視したくないのだ。
私はよく、気付く人間のことに触れる。
世の中には、気付く人間とそうでない人間がいて、気付く人間が気付かない人間のために努力を要されるということだ。
気付いている人が気付かない人のために何かをしたとしても、感謝されることはない、気付かない人からすれば、それは存在していないのだから。
私は、気付くことが多いと思っている。
その上で、気付かないふりもしてしまうが、気付いているのであれば、その立ち振る舞いをしなければいけないと思ってしまう。
気付く人に評価されるまで、頑張るというのも馬鹿馬鹿しい。
だから、自己満だと思って行うのだ。
そうすれば、いちいち他人に期待しなくなり、親切を働く動機を考える必要もなくなる。
誰かに何かを望むのではなくて、自分のために人に親切を働く。
そういった個人主義的な考えに何度も救われた。
ペパーミント
虫が嫌がる匂いを調べ、庭にあったペパーミントを部屋に置いてみたが、朝になるとペパーミントには、ダニが群がっていた。
明らかに嫌がっていないというのがすぐに分かった。
使用しているダニよけスプレーにコナダニがついていることにも違和感を感じた。
コナダニには、そういったものは効かないのだろうか。
吸引力が最強の某掃除機を購入し、床を歩くコナダニを始末できるようにしたが、もっと効果のあるものはないのだろうか?
終わり
雷が気持ちいい。
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