私の脳内

田んぼの草を刈るとき、その横に生えた竹がやけに鬱陶しかった。いつか忘れたが以前も同じように鬱陶しいと思っていた篠を切ったことがあった。

切っているとき、私は長靴の隙間に入る小さなゴミをいちいち取り除くかを考えていた。しかし、長靴を脱ぎそれを取り除いたところでまたゴミは入るだろう。一瞬の動作かもしれないが、その動作の価値が次に長靴に入るゴミによって変わってくるだろうと思った。

切り始めるときは見えなかった視界が開けた姿は段々と鮮明になっていった。私は開拓をしているのかもしれないと、思いながら切り終えたあと、やはり私は開拓をしていたのだと思った。

 

 


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私の脳内

Posted by yuuya yamaguchi