積読 『Think Smart』 要求を通す秘密の調味料

皆さんは、人にお願いをする時に確率を上げる方法を知っていますか?
今回紹介するのは、日常生活で使える効果的な要求についての話です。
まずは、実際にある『カチッサー効果』というものを例に書いていきます。
カチッサー効果
心理学者、エレン・ランガーは、コピー機の前に行列ができるのを待ち、コピー機の前に行列ができると、一番前に並んでいる人にこう尋ねた。
「すみません。5枚だけ先にコピーをとらせてもらえませんか?」
順番を譲ってくれる人もいたが、それほど多くはなかった。
そして、もう一度行列ができるのを待ち、今度は、別の尋ね方をした。
「すみません。5枚だけ先にコピーをとらせてもらえませんか?急いでいるもので」
すると、ほとんど全員が順番を譲ってくれた。
それは、『急いでいるという』正当な理由があったからだと思ったが、そうではなかった。
彼女は、再度行列ができるのを待ち、別の理由で要求をした。
「すみません。5枚だけ先にコピーをとらせてもらえませんか?何枚かコピーをとりたいもので」
列に並んでいる人のほとんどは、コピーをとるためだろう。
だが、このような尋ね方であっても、『急いでいる』という理由と同じく、ほとんど全員が順番を譲ってくれたのだった。
理由が欲しいのう
先ほどの実験で分かったことは、どんなに意味不明な理由でも、理由さえあれば、こちらの要求が通りやすくなるということです。
「〇〇なので」と提案に一工夫するだけで、簡単な要求を通すことができます。
まるで、万能調味料のようなものがこの『カチッサー効果』です。
これは、コピー機の場面に限ったものではなくて、ビジネスや恋愛にも応用するができます。
理由が欲しいというのは、脳が中途半端なことを嫌う特性を持っているからだと思います。
曖昧なことが嫌いというのは、脳の特性ですが、脳はそれを考えようとはしません。
それは、無駄なエネルギーを使うからです。考えなくてもいい、丁度いい理由を無意識のうちに拾ってしまうのが人間の脳なので、与えられた理由を考えることなく納得してしまうのでしょう。
おわりに
要求を通しやすくするには、どんなものでもいいので理由があれば納得してしまうという話をしました。
これは、逆に自分がイライラしてしまっているということは、納得のいく理由を渡されていないからだとも言えます。
私たちの日常には、心理学が溢れています。自分で選んだものだと思っていても、選ばされているものが大半です。
心理学は、仕組みを知り、応用することで様々な分野で効果を上げることができます。テレビの広告や店のポスターの配色、割引価格など様々です。
また、人を操る心理学にも人を理解することにおいても活用されています。
私が好きなのは、進化心理学というものですが、知りたくないことを知ってしまい、人生がつまらなくなる可能性があるので注意が必要です。
最後に大切なことを書きます。
今回紹介した、『カッチサー効果』を異性にデートに誘うのに使ったけど、効果がなかったということに関しては、一切の責任を負いません。
科学をフル活用してでも、そう簡単に異性は落とせないかもしれませんが、そこに魅力が隠れていると考えましょう。
とはいえ、振られたショックで立ち直れそうにないという方は、
話を聞きますので、気軽にお話しください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
他にも記事がありますので、別の記事でお会いしましょう。
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