積読 『Think Smart』 なぜ、自分の考えが1番だと思い込むのか?

こんにちはゆうらいふです。
この記事では、『内観の錯覚』について考えていきます。
この記事で分かることは、以下の通りです。
- 『内観の錯覚』とは
- 『内観の錯覚』は頑固親父?
- 確信を持っていることの不都合とは
『内観の錯覚』
『内観の錯覚』とは、自問をすれば真実や的確な答えに辿り着くことができるという考えです。(「選盲」「自己観察の錯覚」とも呼ばれている。)
私たちは、自分の考えに固執してしまいます。
自分が確信していること以上に納得のいくことは滅多にないと思います。
自分が信じきっていることが全て正しいものだと思ってしまう現象ですが、それは本当に正しいと言えるのでしょうか?
信じきった人が話す言葉というのは、軸があるので説得力があります。
確信を持っているということは、カリスマ性があるのかもしれません。
では、『内観の錯覚』に陥ると都合の悪いことを考えていきます。
実験
スウェーデンの心理学者、ベター・ヨハンソンは、ある実験を行いました。
被験者にふたりの人物の顔写真を見せ、魅力的な顔を選ばせます。
その後、被験者自らが選んだ写真を近くで見せて、その顔の魅力的な部分を説明するように求めました。
ですが、被験者が選んだ写真というのは、近くで見せる直前にすり替えられていました。
ですが、ほとんどの被験者はそれに気付くことはなく、実際に選んでいない写真の説明をし始めました。
この実験で被験者は、魅力的だと思った写真が違うのにも関わらず、自らが選んだ写真について、それがいかに魅力的であるかを説明し始めました。
つまり被験者は、自分が選んだものに対して適当な理由を考えたということになります。
人は共感されたい生き物
『内観の錯覚』に陥ってしまうと、私たちは確信したことについて全く疑おうとしません。
なので、主観的なものの見方になってしまいます。
そして、誰かが自分の考えに共感しなかった時に以下のいずれかの反応をすることがわかっています。
相手が無知だと考える
この人は、必要な情報を得ていないと考え、自分と同じ情報を得ていれば、分かってくれるはずだ。
だから、もう少し説明が必要なのかもしれない。
政治活動家は、このように考えることが多いそうです。
伝わらなければ、相手は無知だと思い込み、説明しようとします。
相手は愚かなのだと考える
この人は、必要な情報を持っているのに理解することができないのだ。
この反応は、自分を正当化する役人に多いようです。
結論を導き出せていないのは、相手が愚かだからだと考えます。
相手に悪意があると考える
この人は、必要な情報を持っていて、理解しているのに、わざと反対の立場をとっているのではないか。
相手が悪意を持って私に敵対していると考えてしまいます。
信心深い人は、信仰心のない人に対してこの反応をします。
『内観の錯覚』は危険?
私たちは自分の考えに縛られてしまう生き物であり、それが、確信を持っているのであれば、正しいのかどうかは関係ありません。
相手がそれに共感を示さなかった場合には『相手が〇〇』と考えてしまい、自分が間違っていることを認めようとしません。
その結果、本当は自分に間違いがあった時にそれを見逃してしまうことになるかもしれません。
ミスを起こさないためにも共通の視点であったり基準を持ち、客観的に判断をする癖をつけましょう。
ゴールしたらそこで終わってしまいます。
ではなくて、新しい挑戦をするためにも受け入れる力が必要です。
母親の卵焼きが世界一
『内観の錯覚』は、これに似ています。
母親の手料理が美味しいということに確信を持っていても特に問題はないでしょう。
食べ慣れてきた味だから好きなのか、母親が作ったから好きなのかというのは、説明が難しいです。
原理では説明のできないものを世界一だと思ってします。
『内観の錯覚』もそれを同じです。
私たちは、好きな味が違うように考え方がそもそも違います。
相手が自分と同じように考えている訳ではありません。
最後に
私たちは、自分の考えに固執してしまい、他の人の意見が頭に入らなくなりがちです。
正しい、間違っているは関係なく、自分が信じているものに固執してしまいます。
そうすることで、良いものを取り込む機会を失ってしまいます。
客観的な視点を忘れてしまい、成長する機会を失ってしまいます。
なので、自分の意見が全てだと思わないことです。
自分意見を疑うために反論する意見を必ず持っておきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
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