マンマ・ミーア!

私の脳内

久しぶりに『マンマ・ミーア!』を観た。ミュージカル映画なのだが、誰でも一度は聞いたことのある音楽が作中ではふんだんに使われており、中々楽しめる作品だと思っている。そして、なんといってもこの作品の面白さはストーリーにあると思っている。たまたま同じ場所に向かう3人の男性と一人の少女。複雑な家庭環境をミュージカルに乗せ、かつ明るいキャラクターを用いることで、ポジティブな物語へと変身を遂げている。

 

 あらすじ
結婚式を控えた20歳のソフィは自分の父親とバージンロードを歩くことを夢見ていた。ホテル経営をしているシングルマザーの母親ドナの日記を盗み見ると、そこには3人の男性の名前があった。自分の父親ならひと目見れば分かるはずだと思い、その3人を母親に黙って招待する。しかし、全く見当がつかず、しまいには3人に「自分が父親だ」と言われてしまう。

ソフィを女で一つで育ててきたドナは、かつての恋人らと一度に再会したことに驚きつつも、娘には内緒にすべきだと思っていた。自分の父親が現れれば混乱するだろうと思ったのだ。しかし、それらを計画していたのは娘のソフィ本人だった。父親を知らないという状態に終止符を打つべく、ドナに怒られることを覚悟して3人を呼んだのだ。

 

この物語は一人の女性が3人の男性と同じような時期に関係を持つことで始まった。そして、妊娠したことを彼らには黙り一人で育てることを決心したのだ。
もしもこの映画がミュージカルでなく、登場人物たちが暗い性格であったとしたら、ここまで評価が高くなかったと思う。複雑な家庭環境の話題といったものになり、素直に楽しみづらいのだ。しかし、3人の男は責任がなくてドナから離れたわけではなくて、ちゃんとした理由があったのだ。だからこそ、再会する恋人、そして自分の父親と会うという出来事を気まずいものではなくて、ポジティブなものにすることができる。父親は誰なのか、という真実ではなくて、父親が3人できたというような解釈がとても素敵だと思った。

 


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Posted by yuuya yamaguchi