秋田旅行day1

昨日は全く眠ることが出来なかった。修学旅行前の学生が乗り移ったようで、覚醒した意識への対処法が分からず、ただ目を瞑るが、一向に眠気はやってこなかい。そんな状況が続いた。眠れない時間が過ぎていき、時計を見ると2時、4時と進む。私は「目を瞑っていただけでも十分」と開き直ることにし、床を後にした。テレビをつけると、今日の運勢が6位から発表されていた。私は3〜5位の中途半端な運勢だろうと思った。6位から12位のビリまで発表されて、そこに自分の星座がなければ必然的に中途半端な運勢ということになる。最後まで見ると私のおひつじ座は最下位だった。「計画が上手くいかない日が続くだろう」そんな予報があり私はテレビ点けたことを後悔した。新幹線に乗っている時、私は自分の秋田計画を見直した。運勢にもあったが、眠れなかった原因は不鮮明な計画にあるような気がした。時間のズレや細かい調整を行い。それに満足してやっと、本を読み始めた。秋田に着くと外は土砂降りだった。2日目に行く田沢湖の下見をしておこうと思ったが、湖畔までは意外と遠く、それではチェックインに間に合わなかった。駅の近くのカフェで身体を温め、秋田の土産屋で「とんぶり」「酒」を確認した。最終日に15分ほどの余裕があるから、その時に買って帰ることにし、そばを食べながら、乳頭温泉郷行きのバスを待った。
田沢湖駅から乳頭温泉郷、休暇村までは1時間かかる。休暇村に着くのが13時過ぎで1時間半ほど、日帰り入浴をした。乳頭温泉郷は日帰り入浴の時間が15時や16時と早いため、すべてに浸かるのは難しい。
大釜温泉のチェックイン、15時を基準に予定を立て、そして微調整を行いなったおかげで、予定は狂わなかった。休暇村から歩いて8分の場所に大釜温泉があり、近くの川や自然を見ながら15時にチェックインした。
先週、大釜温泉には怖い女将がいるというレビューを読んだ。朝の占いと同様に私はレビューを見たことを後悔していた。眠れずにいたのも、時間を気にしすぎていたのも、きっとその女将にびびっていたせいだった。迷惑をかけて、怒られるなんて、絶対に嫌だった。
受け付けをし、部屋と施設の案内を受けた後、風呂に浸かった。熱すぎる内湯だと書いてあったが、私には丁度よかった。露天に入れなかったのは残念だが、十分満足だった。
18時からの夕食で女将が現れるだろうと思った。飯の時間に遅れたら大変なので5分前に食事処へ行くと、丁度女性がいた。私は警戒し、怒られないように気をつけた。秋田名物の「きりたんぽ」に過剰に反応し、女性の話に笑顔で相槌を打った。
結果、怖い女将など居なかった。もしくはまだ遭遇していないという可能性もあるが、少なくとも私は1日目で怒られることはなく、満足して1日を終えることができた。熊が出るからとキャンセルが相次ぐという話を聞き、宿泊客は私を含めて3人だけという。熊は山に食材がないから街へ行くわけで、だから露天風呂に熊は来ないし「秋田は熊がいる。」とテレビが過剰に放送するから、そのせいで客が細くなったのだと言っていた。
私は秋田で熊に遭うなんて全く考えてもみなかったから、山の中に行くことに躊躇いがなかった。そして、実際は山の熊が街に出て、騒がれている訳だから、山にいるはずがなかった。そして、秋田=熊というニュースのおかげで私は静かな時を過ごせたことに満足した。
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