卵を孵化させたい男 第八話 ダンボール

今日で、9日目である。
この季節は、あまり気温が落ちることがないので卵にとっては安心だと思う。
私の卵は、発泡スチロールの中にペットボトルの湯たんぽと共に収まっている。
保温性に優れた容器は何か?と考えた時に思いついたのが、これである。
初めは、発泡スチロールにぬるま湯を入れ、卵をつけようと考えていたが、どうやら卵は濡らしてはいけないらしく、卵も密閉空間に入れてはいけないらしい。
卵も呼吸をするようだ。
発泡スチロールには、均等に空気の穴をあけた。
中には、段ボールを細かく切って入れようと考えたのだが、ダンボールは卵が孵った時の家にでも使おうかと考えている。
炊飯器の入っていたものなので、ひなには十分な大きさだと思う。
そして、これから考えなければならないのが、鳥の餌になる。
今回は、鳥の餌について書いていきたい。
孵っていないのに孵った後のことを準備しているわけだが、鳥はいずれ自然へと返したいと思っているので、なるべく鳥が食べているものを与えたいと考えた。
やはり、ミミズとかを食べるのだろうか。
無難にいけばそうなのだろうが、ミミズを捕まえるのも大変だろう。
そして、そのままでは食べられないと思うので、ペーストにしなければならないのだろう。
そこで、思いついたのが、ミルワームを飼うということだ。
ミルワームは、小さいのでひなでも食べることができるだろう。
私が勝手に思っているミルワームの印象は、繁殖しやすく、使用用途が多く、そしてSDGsであるということ。
私の知り合いから聞いたのは、ミルワームはみずみずしいものでなければ、なんでも食べることができ、魚の餌や、ペットの餌に使えるというのだ。
実際に見ると、芋虫なのでとても気持ちが悪いが、慣れると可愛いらしい。
ミルワームは、生ごみを処分し、容器内では頻繁に後尾が行われていた。
繁殖力と、餌に困らない、そして、使用用途も多い。
まさに家畜である。
我々が属している、豚や牛などの家畜と同じで、ミルワームの家畜化もかなり実用的だと感じた。
家畜化するには、条件があり、餌や繁殖のしやすさなどコスパが求められる。
爬虫類を飼う人も、魚を釣る人もミルワームを飼えば、餌代が浮くのではないだろうかと思う。
話によると、田舎に生えている草や、虫、ハエなどは都会に需要があるらしく、生き物の餌としての価値が高いという。
私は、卵が孵った時に餌に困りたくないので、ミルワームを育てようと思っているが、人間にとっての野菜のように、ミルワームは一次産業として重宝されているということに興味を感じた。
ともあれ、ひなの餌の案として考えていきたいと思う。
今回は、卵が孵った後の餌の話でした。
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