ロマンにかけるぜ

私の脳内

ルパン三世の映画に「次元大介の墓標」というものがある。
映画の序盤、ガンマンとの早撃ち対決に負けた次元は、「そんなに重い銃で私に勝てるはずがない」と言われてしまう。敵は改造し、軽量化された銃を使っていた。次元のマグナムでは重く、歯が立たなかったのである。
そして、映画の終盤、次元はもう一度、敵に早撃ちの挑戦を行う。敵は軽量化した銃、そして、次元はやはりマグナムを使う。「世界一のガンマンは二人もいらない」と言い、二人は決着をつけることになる。
敵の放った弾丸は次元の頬を掠めた。敵は自分の勝ちを確信するのだが、左腕から大量の出血、そして大きな穴が空いていることに気が付く。次元は、自分の弾丸を敵の弾丸にぶつけ、軌道をずらすことでその早撃ち対決に勝利を収めたのだった。そして、こう言い放つ。
「お前がどんなに軽い銃を使おうとかまわないが、俺に言わせれば、ロマンに欠けるな」

命のかかっている状況であっても、ロマンを求める。これは男のさがなのだろうか、強者所以の余裕というか、何というか、次元大介のこの言葉に私は惚れてしまった。

まったく、かっこいい男だ。

 


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私の脳内

Posted by yuuya yamaguchi