夏の訪れ

私の脳内

夏が来た。そう感じるのはいつだろうか。スイカを食べた時、プールや海に遊びに行った時、夏の暑さにため息が出た時。私の場合、夏の訪れは決まって「サマーウォーズ」を見ることであった。毎年決まって見る、このアニメ映画は、私の中での夏イベントと言ってもいい。そして、8月1日は金曜ロードショーで「サマーウォーズ」が放送される。つまり、私にとって今日の夜9時からが夏の始まりであり、映画を見終えた11時頃に夏を実感するということになるのだ。私の住む地区では祭りが行われているそうだ。明日には有名人が訪れ何か、トークイベントでもやるのかもしれない。だが、私にはどうでもいいことであった。なぜなら、まだ夏ではないからだ。夏祭りがあったから、花火が上がったからといって、私の中で夏は始まらない。映画を見終える今日、そして明日になってから私の夏が始まるのだ。

なぜ、こんなにも「サマーウォーズ」が好きなのだろうか。毎年見ているし、テレビがなかった時は、サブスクで見たりしていたから、何回見ているのか分からないでいる。何度も見ているのに、内容を知っているのに見たくなるというのは、考えても分かることではなく、どちらかといえば感じることに近いのかもしれない。例えば、親戚が集まり食事をしているシーン。辺りが暗く、中年のおやじたちが、若者に絡んでくる。そのシーンを見ると、身体が涼しく感じるし、どこか懐かしさのようなものを感じる。夏の日差しが照りつけるようなシーンでは首回りに熱がたまるように感じる。あの映画は温度を感じてそれが観客に伝染していくような不思議な感覚がある。

この後、9時から私は「サマーウォーズ」を見る、私にもようやく夏が来た。

 

 


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Posted by yuuya yamaguchi